ミラクル進撃を続ける矢野阪神が9日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルの巨人戦(東京ドーム)に臨む。

7日DeNA戦(横浜)で左足に死球を受けて負傷した福留孝介外野手(42)が、強行出場する可能性が浮上。ファーストステージを勝ち上がり、リーグ王者巨人に4連勝した14年ファイナルの再現を狙う。    ◇   ◇   ◇

◆14年セ・リーグCSファイナルステージVTR 初戦は阪神藤浪、巨人内海が先発。初回に鳥谷の先制打とゴメスの2ランで3点を先行。投げては藤浪が7回1失点の好投。最後は呉昇桓が締めた。2戦目も打線が沢村を攻略し先手を取ると、岩田が7回2失点と粘り競り勝った。第3戦は2点を先行されるが、6回に代打福留の適時打などで追い付き、7回にゴメスの2点適時打で勝ち越し。ゴメスは3安打3打点の活躍。呉昇桓が3連続セーブと守護神ぶりを発揮。第4戦は初回にマートンの3ラン、福留のソロで4点を奪うなど8得点。先発能見が5回2失点で後続につなぎ、最後は4連投の呉昇桓が締め巨人に4連勝を決めた。