リプレーにも映らない? 阪神先発西勇輝投手(28)が東京ドーム場内の映像にも映らない早過ぎるクイックけん制で一塁走者を刺した。

同点の5回。1死から6番大城に中前安打を許した。続く7番ゲレーロに2球目を投じる前。セットポジションに入る前に素早く一塁へけん制を入れると、一塁審判はアウトをコール。一走大城はセーフをアピールして、原監督がリクエストを要求した。リプレー検証の間、場内には場面の映像が流されるが、複数のカメラは西の手元しか捉えておらず。一塁タッチープレーの瞬間は映し出されなかった。場内からはどよめきととともに、その早業に驚きの歓声もあった。数分間のリプレー検証の結果、判定通りアウトで試合が再開された。