ロッテに2位で指名された東洋大・佐藤都志也捕手(4年=聖光学院)は、名前を呼ばれると笑顔でチームメートと喜び合った。

高校3年時にはプロ志望届を提出するも指名漏れし、悔しさを味わった。大学4年間で「心技体、一回り大きくなったと思います。成長できました」と胸を張れるまでになって迎えたドラフトで吉報を受けた。

DeNA上茶谷、ソフトバンク甲斐野、中日梅津ら好投手とバッテリーを組むなどして成長。打っても今春リーグ戦までで3割3分1厘、7本塁打の成績を残すなど「打てる捕手」として評価を固めた。

181センチ、83キロの体格で50メートル走を5秒9で走る俊足も併せ持つ。身体能力の高さはポテンシャル。満を持してプロの門をたたく。