プロ野球日本シリーズ「巨人×ソフトバンク」の第3戦(東京ドーム)で、22日午後6時から放送された日本テレビ系生中継の関東地区の平均視聴率が9・7%だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。

19日の第1戦はフジテレビ系で放送され8・4%、20日の第2戦はTBS系で放送され7・3%。3戦までの中では最高となったが、今シリーズ初の2ケタ突破とはならなかった。

第3戦中継では、中日退団が決まっている松坂大輔投手がゲスト解説。ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表のプロップ稲垣啓太がゲスト出演した。試合はソフトバンクが6ー2で3連勝となり、日本一に王手をかけた。

第3戦は今シリーズで初めて、裏でラグビーワールドカップの生中継がなかった。第1戦の裏で日本テレビ系で放送された準々決勝ニュージーランド×アイルランドの平均視聴率は16・5%。第2戦の裏でNHKで放送された準々決勝の日本×南アフリカは41・6%と驚異的な数字を記録していた。