侍ジャパン岸孝之投手(34)が10月31日、カナダ戦を欠場し、チーム宿舎で静養した。前日30日に発熱を訴え、2日連続での欠席となった。

チーム広報は「熱は下がっていますが、大事を取って」と説明。1日のカナダ戦での調整登板も絶望的となった。当初は国際大会「プレミア12」のオープニングラウンド2戦目、6日プエルトリコ戦での先発が有力視されていたが、ぶっつけ登板する可能性も含めて状況は不透明だ。

代役候補に挙がる「ライジング礼」こと高橋礼は、存在感を示した。6点ビハインドの4回から3番手で登板。「アンダースローは他の国を見ても少ない。日本でも1人だけ。試合の流れを変えるような投球をしたい」と意気込んでいた通り、2イニングをわずか25球、2安打無失点と結果を残した。