丸ポーズで侍ジャパンも一丸だ! 

チームは2日、沖縄からプレミア12の1次ラウンド開催地の台湾に入った。右薬指骨折で離脱した秋山翔吾に代わり、追加招集の丸佳浩も合流。丸の本塁打時のチームパフォーマンス「丸ポーズ」に稲葉監督は導入を前向きに検討した。

頭の上で両手で丸を作る、なじみのポーズが侍ジャパンでも見られるのか-。指揮官は「やるのがいいのかはちょっと考えます。原監督もやっている。チームが1つになるのであれば、やった方がいいのかな。選手と話しながらやっていく」と答えた。実直な性格らしくミーティングで選手にも問い、最終判断するようだ。

今季限りで引退した巨人阿部(現2軍監督)が考案し、シーズン途中からは原監督も破顔して出迎えるように。もちろん因果関係は証明できないが、原監督も巻き込んでのパフォーマンスに昇華してから丸の1発時の勝率が上昇。参加前の勝率6割(6勝4敗)から参加後は7割1分4厘(10勝4敗)へとV曲線を描いた。稲葉監督も参加すれば…と期待したくなる。

当の丸は「松田さんの熱男でいいんじゃないですか?(笑)。日の丸を背負ってやるのが久しぶりなので、雰囲気もしっかり慣れないと。そこまでは考えていなかった」と当然の集中モード。○(丸)の羅列が吉兆になる。【広重竜太郎】