フォア・ザ・チーム! 阪神の主将糸原健斗内野手は2000万円増の年俸6000万円でサインした。3年目の今季は初めて主将を任された。

足の負傷を抱えながら2年連続の全試合出場。打率は2割6分7厘と下げたが、得点圏打率3割1分4厘、45打点はともに伸ばし勝負強さを示した。リーグ3位の成績に「より一層、優勝したいという気持ちになった」。主将2年目となる来年へ「チームに貢献することだけを考えて。そしたら、自分の成績も絶対よくなると思う」と決意した。

球団から「若い力で頑張ってくれ」と言葉をかけられ「しっかり若い力で、先頭に立って引っ張っていけるように」と自覚。クライマックスシリーズ中に負傷した右大腿(だいたい)部後方の筋挫傷も順調に回復。「速い球を今年は打てていなかった」と今オフの課題も挙げ「マシンでガンガン(速球を)打っていこうと思います」と、パンチ力もアップを目指す。