西武は6日、来季の新外国人としてショーン・ノリン投手(29=マリナーズ3AからFA)とコーリー・スパンジェンバーグ内野手(28=ブルワーズからFA)の獲得を発表した。ともに1年契約。ノリンは身長193センチ、体重113キロの先発タイプの大型左腕で年俸6000万円。直球は145キロ前後でカーブ、チェンジアップ、スライダーを操り、マイナー時代は制球力のある有望株として期待される存在だった。右投げ左打ちのスパンジェンバーグは、今季ブルワーズで32試合に出場し打率2割3分2厘、2本塁打、10打点。年俸8000万円でメジャーでは左翼、二塁、三塁、遊撃を守った経験がある。

また阪神を戦力外となった森越祐人内野手(31)の年俸750万円での獲得も併せて発表。今季が3年契約の最終年だったエルネスト・メヒア外野手(34)は年俸5億円から大幅減となる1億円での残留が決まった。

◆ショーン・ノリン 1989年12月26日、ニューヨーク州生まれ。メジャーのドラフトで3度指名を受けた。08年にブルワーズ、09年にマリナーズ、10年にブルージェイズから6巡目で指名され入団。メジャーでは3年間で8試合(7先発)に登板し1勝3敗、防御率6・89。16年8月にトミー・ジョン手術。今季は6月にマリナーズとマイナー契約。傘下3Aで15試合に登板し、6勝4敗、防御率4・76だった。193センチ、113キロ、左投げ左打ち。

◆コーリー・スパンジェンバーグ 1991年3月16日、ペンシルベニア州生まれ。11年ドラフト1巡目全体10位でパドレスに入団。12年春にはMLB公式の全球団有望株ランキングで81位になった。14年9月にパドレスでメジャー初昇格。17年には129試合に出場し13本塁打、46打点をマークした。メジャー6年で通算419試合、29本塁打、119打点、打率2割5分6厘。183センチ、89キロ、右投げ左打ち。