来季で15年目の31歳楽天銀次内野手(31)が「40歳現役化計画」を立てた。13日、仙台市内の球団事務所で契約更改。来季から新たに3年契約を結び、2500万円増の年俸1億1000万円プラス出来高でサインした。

今オフ取得した国内FA権を行使せずに残留。今季打率3割4厘、自己最多の161安打。通算1100安打を誇る主将は「40歳までやりたい。2000本を打ちたい。首位打者はとれるまで目標にしたい」と未来予想図を描いた。

すでに3年前から計画は進行している。「1年でも長くやるために普通のトレーニングじゃ限界がある」と個人トレーナーを通じ、自らの体にあったメニューを組んだ。今年が土台づくりの3年計画第1弾の最終年であったことを明かし「ここを目がけてやった結果が出た」。来年から第2弾として股関節、肩甲骨周りの筋肉強化などに3年スパンで励む。来季へ「チームとしても日本一。個人としても日本一打つバッターになりたい」。ゴールははっきりと見えている。(金額は推定)