ソフトバンクから国内FA権を行使しロッテに移籍した福田秀平外野手(30)が15日、千葉市内のホテルで入団会見に臨んだ。「悩んだ時期あったが、今日この日を迎えられてほっとしている」と笑顔を見せた。

宣言残留を認めるソフトバンクを含め、西武、中日、ヤクルト、ロッテ、楽天と6球団の争奪戦となった。決断の理由は「いろいろあるけど、井口監督、鳥越ヘッドコーチに何度も電話いただき、うれしかった。最後はそこが決め手になりました」と話した。

ロッテのイメージを問われると「今年はソフトバンクも負け越してますし、足が速い選手が多い。応援が独特というイメージ」とし「僕自身もスピードを武器としている。そこで割って入れるようにしたい」と意気込んだ。

背番号は、同じく国内FA権を行使し楽天に移籍した鈴木が背負った「7」に決まった。「偉大な方が付けていて、うれしい思い」。来季に向け「僕自身、覚悟して来たつもり。井口監督を胴上げするために、できることをやっていきたい」と力を込めた。