DeNAは6日、ドラフト3位の明大・伊勢大夢投手(21)が関係する交通事故が発生したと発表した。 

球団によると事故発生は、4日午後4時半ころ、熊本県合志市御代志で、伊勢の運転する車が交差点を直進したところ、対向車線の右折車と衝突。その際、衝突の勢いで右折車が後続車にも衝突した。相手の被害状況は確認中で、伊勢は首、胸、手首の打撲やむち打ちの症状が出ているという。

伊勢は事故発生後、速やかに救急車の手配など救護活動を行うとともに警察に通報し、しかるべき措置をとったという。球団は「被害者の方に対しましても、誠意をもって対応を行っております。本件でご迷惑をおかけした関係各所には深くおわびを申し上げるとともに、球団としても、今後の再発防止と安全運転教育の徹底に全力で取り組んでまいります」とした。

伊勢は8日から始まる新人合同自主トレには参加する予定。

 

◆伊勢大夢◆ いせ・ひろむ。1998年(平10)3月7日、熊本県生まれ。九州学院では3年春夏に甲子園出場。明大では1年秋から22試合に登板し、4勝4敗、防御率2・89。3年夏には大学日本代表に選出された。19年ドラフト3位でDeNA入り。契約金6000万円、年俸1000万円(金額は推定)。181センチ、90キロ。右投げ右打ち