清宮先輩を抜きたい! 2年目を迎えたソフトバンク野村大樹内野手(19)が早実の先輩でもある日本ハム清宮超えを誓った。

9日、福岡・筑後市内で約4時間、自主トレに汗を流した。「清宮さんを超えたい。それが目標ですね」。昨秋は台湾でのアジア・ウインターリーグ(AW)にも派遣された。15試合に出場、打率2割9分2厘の数字を残した。守備、打撃と課題は多いがAW後もトレーニングを続け、私服ズボンがすべて入らないほど下半身もビルドアップした。

早実時代は1年春から3番清宮の後の4番に座った。プロ1年目の昨年9月28日にはオリックス戦で待望のプロ初安打も記録。「キャンプでしっかり、アピールしたい」。昨秋の宮崎キャンプでは台湾派遣のため、視察に訪れた王球団会長とは入れ違い。「秋はお会いできなかったので春のキャンプでは王会長にしっかり見てもらいたい」と、早実の大先輩でもある「世界の王」にもしっかりアピールするつもりだ。