ヤクルトの高津臣吾監督(51)の監督就任記念パーティーが11日、都内にある母校亜大のキャンパスで開催され、約200人が参加した。高津監督は「昔のことを思い出したし、すごくいい時間でした。期待が伝わってきたので、より一層頑張ろうと思いました」と話した。

同時期にプレーした元チームメートも多く集まり、高津監督の逸話が披露された。打撃投手で500球を投げてからブルペンに入ってさらに投球し、毎日約1000球投げていた話や、現役引退した直後に「監督になりたい」と言っていた思い出が語られると、会場は盛り上がった。高津監督とバッテリーを組んでいた亜大の生田勉監督(53)は「これから、リーグ優勝、日本一を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。大学時代を振り返った高津監督は「人に負けないくらいの球数は投げていた。たくさん投げて、たくさん走った。しんどかったし、寮生活も大変だったけど、いろんなことを学んで人として成長できた4年間だった」と明かした。