目指せ神対応! ロッテの新人合同自主トレは15日、第2クール2日目を迎え、午前中の座学でファンサービスについて学んだ。ドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)は「球団も選手もファンがいて成り立っているんだと、改めて確認できました」と感謝を強くした。

講義は放映権や入場料、グッズ収入などの知識編に加えて実践編のレクも。他球団選手の“神対応”と“塩対応”の映像を比較し、それぞれファンがどう感じるのか考えた。手本に挙げられたのは侍ジャパンの守護神・DeNA山崎だ。康晃スマイルで写真撮影やサインに丁寧に応じる姿に感銘を受けた。

11日の自主トレ初日に初のサイン会を行い、来場者と約40分間交流した。2週間後には石垣島キャンプも始まる。「ファンサービスを大切にして、より一層楽しんでもらえるように。時間がある時は積極的にやっていきたい」とプロの務めを心に刻んだ。

この日は雨天のため、練習はZOZOマリン室内練習場で実施。約40メートルのキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。【鎌田良美】