広島野村祐輔投手(30)が17日、地元の岡山・倉敷市内で行っている自主トレを公開した。明大時代から師事するトレーナーの指導のもと、6日から始動した。最長約80メートルの距離のキャッチボールや、体幹、下半身を中心に鍛えるトレーニングを実施。精力的に体を動かした。

昨年に引き続き、2年連続で故郷を自主トレ地に選んだ。野村は「昨年新たな気持ちで倉敷で自主トレをすることを決めて、1年悔しいシーズンだった。悔しかったので、やり返すという気持ちでこの地を選びました」と理由を明かした。

今オフのテーマには「1年間戦える体作り」を掲げた。「強くて、柔軟性のある体を求めてやっています」。昨季は18試合に登板し、6勝5敗に終わった。「チームの勝利に全く貢献することができなかった。その悔しさを忘れずに今年1年カープが優勝できるように頑張っていきたい」と誓った。