日本ハム堀瑞輝投手が、投球フォームの微調整に乗り出している。沖縄・名護での先乗り自主トレで、屋外に新設されたブルペンで初めて投球練習を行った。

昨季は疲労が出てくると、体が前に流れて不安定になり、横振りが大きくなった。「実戦までに直したい。いつでも試合に入れるようにしたい」と修正している。

一部ブルーシートに覆われ、まだ改装途中のマウンドは「ちょっと柔らかかった」。投じた43球には、すっぽ抜けたボールもあり苦笑いした。

見守っていた宮西からは「もうちょっと間を持って投げた方が良い」と助言を受けた。今オフは米ハワイで宮西、加藤と走り込みで下半身を鍛えてきた。「投げ終わりのバランスが良くなった」と手応えをつかんでいる一方で「最近、スライダーの感覚が良くない。自分の中では武器なので直していきたい」と、こちらも修正に取り組んでいる。