開幕投手候補のオリックス山岡泰輔投手(24)が、キャンプ初日からブルペン投球を行った。

「ある程度、毎年(準備は)できてはいるんですけど、この時期の指の掛かりが知りたかった。そこまで悪くなかったです」

投球感覚を確かめながら瓜野ブルペン捕手を相手に40球を投じ「開幕が1週間早い。自分でうまく調整しないといけない。ちょっと難しいと思いますけど、マイペースに調整していきたい。このクールはもう(ブルペンに)入らないです」と意気込んだ。次回は6日以降のブルペン投球になる予定だ。

今季から新しく背負う「19番」については「自分で(背番号を)見ることはないので意識はしていないですけど。13番のときと気持ちは変わってませんけど、似合うようになれればなと思います」と謙虚に語った。

この日、ブルペン投球を見守った臨時投手コーチの山田久志氏(71=本紙評論家)は「(昨季の最高勝率の)タイトルおめでとうと。(今季は)中心として引っ張って、200イニングだぞと伝えたよ」と期待を寄せた。