侍ジャパン稲葉篤紀監督が中日大野雄大投手の「ブルペン待機」に感謝した。名護での日本ハム視察後、昼食もとらずに北谷へ急行。プレミア12代表左腕のブルペン投球に間に合った。

「12時半ごろ着くと聞いて、11時半から投げればちょうどいいタイミングで来るかなと、投げていたらしい。気にしてくれるのはうれしい」。正三塁手不在の中、高橋の動きもチェック。さらに2年目右腕の梅津の名を自ら挙げ「力強い球を投げる。非常に強い気持ちも持っていると伊東ヘッドも言っていた」と新鋭の候補として注視する。

▽中日大野雄(稲葉監督のブルペン視察に)「しっかり投げられることを見せられて良かった。東京五輪出場は人生の1つの夢。昨年のプレミア12で世界一になれたように、五輪メンバーに選ばれたら金メダルを取りたい」

▽中日高橋(稲葉監督から候補選手として名前が出たことに)「そういう風に言ってもらえてうれしい。チームのために成績を残して、自信を持って(代表に)行ける成績を残したい」