ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(18=星稜)がキャンプ第1クール最終日となった4日、前日3日に続きネットスローを行った。

シャドーピッチングの後、20メートルの距離から17球。その後、25メートルに距離を伸ばして38球を投げた。合計すると星稜の大先輩、松井秀喜氏の現役時代の背番号と同じ、55球となった。

その星稜の林和成監督(44)がこの日、西都を訪れ、奥川の練習を見守った。「日に焼けていい顔をしていたので安心しました。1歩ずつ着実にプロの選手になっていってるのかなと。(ノースローと聞いた時には)若干心配はしましたけど、今日はだいぶ腕を振っていて。腕を振る音が聞こえるくらい振っていたので、安心しました」と笑顔を見せていた。