阪神新外国人のジェリー・サンズ外野手(32=韓国・キウム)が一塁守備にも意欲を燃やした。サブグラウンドで自ら持参した一塁ミットを着けてゴロ捕球を実施。前日3日には本職の右翼で初めてシートノックに入ったが、一塁も「過去にも何度か守ったことがあるから居心地はいいよ」とアピールした。軽快な動きに久慈内野守備走塁コーチも「下手じゃないよ」と、評価した。

実戦形式の練習に早くも登場する。5日のシート打撃について「たぶん出ると思うよ」と明かした。助っ人勢は調整を任される立場だが、早い段階で投手を相手にした打撃練習を開始するつもりだ。福留、糸井、近本らとの激しい外野手争いに加えて、外国人枠の争いもある。サンズは「いろんなポジションを守れる方がチャンスはあるので」と、貪欲だった。