阪神ドラフト1位西純矢投手(18=創志学園)が安芸2軍キャンプ第1クール最終日の5日、プロ入り初のブルペン投球を行った。ベテラン岡崎が中腰で立つなか、感触を確かめながらすべて速球で30球を投げ込んだ。

山本昌臨時コーチや平田2軍監督ら首脳陣、スカウト陣が大挙してチェック。途中から振りかぶって投げ、力強い球筋を描いていた。

同3位及川雅貴投手(18=横浜)も初めてブルペン入り。ともに、乾いたミット音を響かせていた。1月の新人合同自主トレから体力強化を重点的に行ってきた。まだ試運転だが、堂々たるマウンドさばきを披露し、プロの第1歩を刻んだ。