侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)が5日、沖縄・宜野座での阪神キャンプを視察した。2008年北京オリンピック(五輪)に出場した矢野監督とも言葉を交わし「矢野監督も、オリンピックに出ていましたので、そういう話をしていただきながら、選手の話もさせていただいた」と話した。

阪神は昨年11月のプレミア12でロッテとともに選出ゼロだったが、多くの選手に注目している。この日は左の中継ぎ候補として岩崎のブルペン投球をチェック。昨季から評価を高めている高橋、大黒柱バッテリーの西勇、梅野。昨季の盗塁王で切り込み隊長としてポスト秋山の期待がかかる近本もいる。

さらにベテラン藤川球児投手(39)についても「経験があるし、成績も残している。今年もどれだけやってくれるかなというところは、しっかり見ていきたい」と話した。藤川は08年北京五輪、06年、09年WBC代表に出場と国際大会の経験が豊富。北京五輪では稲葉監督とともに戦った。