道産子左腕の日本ハム福田俊投手は、2種類のスライダーを武器に1軍初登板を目指す。8日、紅白戦では3番手で登板し3者凡退、1奪三振。

昨季終盤から投げ始めた曲がり幅が大きいスライダーは「イメージ通り投げられない球もあった」と課題を残したが、今季初実戦で試投したこと自体が収穫。「今日はハマっていないです」と苦笑いも、2年目への思いをぶつけた。

1年目の昨季は5月に1軍初昇格も、登板機会はなかった。2軍戦ではチームで2番目に多い51試合に登板し、2勝4敗5セーブ。チーム最多79三振を奪ったサウスポーは「今年は必ず1軍で投げる。しっかり調整して1年間戦えるようにしたい」と静かに闘志を燃やした。