阪神の4番大山悠輔内野手は20年初実戦で早くも成長した打撃を見せた。4回1死、阿知羅の外角141キロ直球を力強く引っ張り、痛烈なライナーで左前に運んだ。

以前ならファウルになりがちだった球を完璧にとらえ「外のボールをしっかり引っ張ろうと思っていました」と厳しい表情の中にも充実感を漂わせた。