中日の大野雄大投手(31)が9日、沖縄・北谷1軍キャンプでシート打撃に初登板。打者7人を無安打(1奪三振)に封じ、本命視される開幕投手に向け、順調なスタートを切った。

京田、ビシエド、高橋らの主力クラスも威力十分のストレート主体で抑え込んだ。実戦形式初登板で最速は147キロ。「まずはまっすぐの強さを求めていく。結果を気にするタイプなのできょうは良かったです」と文字通りのパーフェクト投球に笑みを浮かべた。

昨年、V字回復した左腕は今季の開幕大本命。「今のところは順調です」と確かな手応えを得た様子だった。