巨人阿部慎之助2軍監督が、制球難を露呈した直江、ラモスにカツを入れた。

ともに1軍との紅白戦に登板。直江は4四球で3失点し、ラモスは先頭からの四球で1点を失った。

直江は降板直後にベンチで呼び寄せ、厳しい口調で指摘。試合後には約50分間、居残りで“鬼ノック”を打った。

阿部2軍監督 四球は反省できないから。(陽岱鋼に)本塁打を打たれたけど、それは反省できる。「もうちょい低くいけば」「もうちょいコースをきっちりいけば良かった」って。投手はストライクゾーンで勝負していかなくちゃ。

1軍が宮崎キャンプを打ち上げ、14日の第4クールからは2軍、3軍に振り分けた中でスタートする。「同じ施設内でできるわけだから、すぐに入れ替えもするだろうし、危機感を持ってね。支配下とか育成とか関係なく、ダメなら3軍に行ってもらう。チャンスは自分でつかむもの」と競争を期待した。【久保賢吾】