開幕投手候補の西武ザック・ニールが、実戦さながらの打撃投手登板を行った。山野辺と川越を相手に、20球投げると1度マウンドを降りてベンチへ。一呼吸置いてから再びマウンドへ上がり23球投げ込んだ。安打性2本にとどめ、空振り3つの内容に「2イニングを想定して投げた。内容はとてもよかった。次のステップは実際の試合になる。1試合ごとに状態を上げていく」と開幕投手に前進した。

昨季12勝挙げた右腕は、さらなるレベルアップを図る。「去年のこの時期は大変だったけど、今年は順調にきている。体重も増えているし、去年に比べたらずっといい」と手応え。右太ももの軽い肉離れで、別メニューが続いた昨季から、約6キロ増でパワーアップ。「長いシーズンを考えると、体重があった方がいい。球にパワーがしっかり伝わる」と、進化の2年目を示す。