阪神のドラフト2位井上広大外野手(18=履正社)がNPB球団との初戦、第1打席でアーチを懸けた。西武2軍との練習試合に「5番DH」で先発し、2回無死走者なしで初打席を迎えた。3年目右腕の伊藤の1ストライクからの2球目、内角球を引っ張ると、打球は高い弧を描いて左翼スタンドへ飛び込んだ。

高校通算49発の井上は15日の社会人・四国銀行戦(安芸)で、プロ初打席初球本塁打で対外試合デビューを飾ったばかり。右の大砲候補が、またも驚きの1発を見せた。

井上の前にはこの回先頭打者の4番中谷将大外野手(27)も左翼スタンドへホームラン。若虎が2者連続弾を放った。

試合は3-3で引き分けた。