日本野球機構(NPB)とJリーグによる第2回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が9日、都内で開催される。今回から日本高野連もオブザーバーとして参加し、会議の内容を11日の臨時運営委員会でのセンバツ開催可否の参考とする。

20日のプロ野球開幕まで2週間を切ったが、新型コロナウイルスは感染拡大し終息への気配がない。NPBは対応を協議中で、結論をまだ出していないが、関係各所では開幕延期を前提とした善後策が本格的に検討されている。

3日に行われた第1回会議では3人の専門家から開催時のファンの応援スタイルについてのリスクを指摘された。第2回会議でも開催に絡む提言を受ける。同日に12球団も含めた実行委員会を経て、12日にも専門家から意見書を受け取る予定。最終的には、それを踏まえて開幕の可否を判断することになりそうだ。