オープン戦で3本塁打と好調の日本ハム中田翔内野手は新たな開幕日までに、さらなるレベチ化を図る。ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)が中止となり、室内練習場で打ち込んだ主砲は「もっと練習できる。もっと体を仕上げられる」と開幕延期を前向きに捉えた。レベルが違う、略してレベチな仕上がりを結果で示してきたが、降って湧いた調整期間で、もっと状態を上げる構えだ。

気を緩めず、万全に整えるだけと覚悟は決まっている。「球場に応援に来てくれる人たちの中で、また(新型コロナウイルス感染が)広がるようなことがあれば、僕らも複雑。ケガをしないように、決まった日に合わせてやっていくのが僕らの仕事。開幕でファンの人に喜んでもらえるような準備をしたい」。冷静に、そしてプラス思考で現状を受け止め、しっかりと気持ちを切り替えていた。