NTT東日本のプロ注目左腕、佐々木健投手(23=富士大)がコールド勝ちした試合をきっちり締めた。7回に登板し、1回を無安打無失点の3奪三振。「カーブやチェンジアップがいいところに決まった。感覚は悪くないです」と振り返った。

低めに投げきることをテーマに掲げ、相手打線を圧倒。それでも「今日はたまたまストライクが取れただけ。まだ詰めていくところはあります」と前を向く。1月に左ひざの腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)を痛めたが完治し、状態は100%。実戦登板は3戦目で、順調に仕上がってきた。

入社2年目で、今年がドラフト指名解禁年。プロも視野に入るが「チームでやるべき仕事がある。それを遂行した上で評価してもらえれば」と引き締めていた。