ヤクルトは6日、緊急事態宣言が7日にも発令されることを受け、8日は全選手を自宅待機にすることを決めた。9日以降のスケジュールについては高津監督の判断となるが、自主練習期間が継続される見込み。

江幡秀則専務取締役は「感染しない万全の対策を整えた中で練習、体調管理をする場を与えてあげたい」と話した。新型コロナウイルス対策連絡会議に出席した専門家からは「プロ野球選手は興行の試合でいいプレーを見せるため、練習をして自己管理をすることは必要な仕事」という判断があったという。球団としては自主トレ期間に「三密」を避けるため、食事や入浴のタイミングや練習場所、時間の配分をさらにチェックしていく。

緊急事態宣言の期間が5月6日までとなった場合、その間の全体練習や練習試合を実施する可能性も低くなった。江幡専務は「一般論からいうと難しい。状況を見て、世の中の動きを見ないと分からない」とし、慎重に判断を進めていく。