新型コロナウイルス感染から回復した阪神藤浪晋太郎投手(26)と伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が24日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で退院後初めて自主練習を行った。

藤浪はランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングを約2時間半。伊藤隼と長坂はランニング、キャッチボール、室内打撃を約2時間半行い、3人とも軽めのメニューで再スタートした。

藤浪ら3選手は、外出自粛ムードが高まっていた3月中旬に大人数での食事会に参加。その後嗅覚異常などを訴え、3月26日に大阪府内の病院で新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、翌27日に球団が3人の陽性反応を発表した。この会食の参加者では他に球団外女性3人の感染も確認された。

3選手は前日23日に退院後初めて公の場で取材に応じ、藤浪は「非常に軽率でした」と反省するなど、いずれも謝罪の言葉を口にした。