日本野球機構(NPB)が、5月6日以降の緊急事態宣言延長に向けての対応を本格的に協議する。4月30日、井原敦事務局長がオンラインで取材に応じた。5月上旬に開幕を決める現在の方針に「5月6日まで緊急事態宣言の期間であるという認識での5月上旬(に決定方針)ということ。延長された場合はどうするかは、延長になった後の会議で議論されることになると思う」と説明した。

5月6日までの同宣言中は、12球団は全体練習を行わず、自主練習に切り替えた。延長になれば「同じような取り組み方にはなると思う。ただ第一に感染防止、選手の健康を守るというところから始まり、どのように練習ができるかは、その時に専門家チームの意見を聞きながら、考えていく」とした。自主練習継続がベースの考えにはあるが、慎重に議論を進める。政府の専門家会議は今日1日に行われ、11日に予定していた対策連絡会議の前倒しも検討されそうだ。