選手だけの自主練習を続けているソフトバンクが、ようやく15日から打撃投手相手のバッティング練習をスタートさせることになった。4月9日から始まった自主練習は野手組、投手組とも本拠ペイペイドームと福岡・筑後市のファーム施設の2カ所で分散練習。ただ「3密」回避のため打撃投手らスタッフの練習参加を見送ってきた。この日、森ヘッドコーチは「15日から打撃投手相手の練習をしていいということになった」と話した。内川、柳田、松田宣、バレンティンら主力打者が“生きた球”でいよいよ実戦的な打撃に取り組むことになる。

NPBが「6・19開幕」を目指しているだけに、ホークスも練習強度を上げる可能性も出てきた。15日からの1クール(3勤)はこれまで通り自主練習の形をとるが、19日以降は工藤監督、コーチ陣も参加してチーム練習が始まる見込みもありそう。14日に工藤監督ら首脳陣がテレビ会議を行い、今後の方向性を決める予定だ。