西武のドラフト2位左腕浜屋将太投手(21)が「どこでも投げる」と心強い意気込みを示した。

この自主練習期間中のテーマを「ウエートトレによる上半身と下半身の強化」に設定しており、14日も平良らとキャッチボール、ウエートなどで汗を流した。ベンチプレス、スクワットで重点的に上半身、下半身を鍛え、自主練習期間に体重も74キロから76キロに増加。当初は社会人時代とのボールの違いに戸惑うこともあったが、キャンプ中に握りも修正した。自信のあるスライダーは「右打者にもしっかり投げ切りたい」と話す。

もともと「小さいときから、やっぱり先発がかっこいいと思っていましたから。やっぱり目立ちますからね」と先発完投型を目指しているが、ルーキーイヤーの今年は「任せていただいたところで投げたい」と、与えられた位置でフル回転する意気込みだ。

9年前に社会人を経て入団した牧田和久(現楽天)も、同じドラフト2位でフル回転。新人王を受賞した。浜屋にも同様の活躍が期待される。