西武木村文紀外野手が、家族の存在をかみしめながら自主練習の日々を過ごしている。

トレーニングに励みながら、家では3月に誕生した第1子の長男との時間を大切にしている。「家ではずっと一緒にいます。この前、初めて一緒にお風呂に入りました。僕も嫁もお風呂が好きなんで、この子も似たのか目を閉じて気持ちよさそうにしていました。本当にかわいい」と愛情を注ぐ。

こんなときだからこそ、生まれたばかりのわが子に寄り添うことができた。シーズン中は遠征で離ればなれになることが多くなる。おむつの交換だって「まったく苦じゃありません!」とすっかりパパの顔だ。グラウンドでは、鈴木、川越ら若手との激しい外野手争いの先頭を走る。「家族といることで自然と前向きになれる。僕も今まで以上に頑張らないと」。チームは18日から、2部制の分離形式で1カ月半ぶりにチーム練習を再開する。力をもらいながらギアを上げていく。