阪神高橋遥人投手が球団広報を通じ、右打者対策を研究していることを明かした。「やはり右打者に対してどう攻めるかや、他球団の左投手の映像などを見て、どういうふうに攻めているかを研究しています」。昨季は対左打者の被打率2割3分8厘に対し、右打者は2割8分5厘だった。

映像は同じ左投手を中心に、DeNA東、今永、浜口、中日大野雄らを繰り返し見ていたという。中でも参考になったのは東。「どの球種も武器になっていて、リリースのタイミングが一定だった」と研究の成果を口にした。左右さまざまな投手の映像を見て、配球についても勉強している。

この日は鳴尾浜で約3時間練習に励んだ。開幕は6月中旬から下旬を目指すことに決まったが「めどは立てやすくなりましたが、まずは体が強くなければシーズンを乗り切れないので、下半身のトレーニングやランニングを多くしています」。パワーアップした姿で開幕を迎える。