07年に初めて実施されたのが、今では恒例イベントとなっている「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」だ。胸に「HOKKAIDO」のロゴが入った限定ユニホームで戦う起点が13年前だった。初代の限定ユニホームは北海道の澄んだ海や空をイメージした青が基調で、キャップのつばの部分も青色だった。

初お目見えは、同年7月22日に栗山町民球場で行われた公開練習。当時、選手会長兼主将の金子誠は「新鮮味があっていい」とコメント。そして迎えた初陣は同年8月17日ロッテ戦(札幌ドーム)。平日ナイターにもかかわらず、ファンは3万8325人が集結した。

注目度の高い試合となった夏場の首位攻防戦を5-0で勝利したチームは、8連勝で両リーグを通じて60勝に一番乗り。斬新な戦闘服を身にまとっての1勝で、リーグ連覇へのラストスパートに入った。