阪神3年目の島田海吏外野手がオンライン取材に応じ、“乱入”してきた矢野燿大監督に目標を上方修正された。

甲子園で投手、野手の「分離練習」に参加後、取材に対応。今季の練習試合で放った本塁打を振り返っている時、指揮官が「(相手は)記者の人ら? ちょっと何か言うとけよ」と画面にカットイン。島田が本塁打の感触を「たまたまかもしれないですけど…」と答えると、「たまたまか? たまたまはあかんやろ」とツッコミを入れて、場を和ませた。

続いて矢野監督から直々に質問が飛んだ。「何をアピールすんの?」。新人以来の開幕1軍を目指す若虎は「一番は走塁です。代走からしっかり盗塁を…」とアピール。すると「代走? 途中からなん? スタメンはええの?」と、怒濤(どとう)のツッコミ。これには島田もタジタジで「いや、一番はスタメンで出ることです!」と、大きな目標に言い替えた。心強い言葉を聞き終えた指揮官は、満足そうに乱入を終えた。