阪神の新外国人ジョン・エドワーズ投手(32)が24日、甲子園で行われた集合練習のシート打撃で打撃投手を務め、近本、マルテら主力打者5人と対戦して無安打だった。梅野とボーア、サンズからは三振を奪った。

練習後にオンライン取材に応じた右腕は「いい感覚、いいリズムで投げられた」と手応えを示した。直球に加え、変化球の感覚も確かめ「今日は真っすぐが一番よかった。カーブもスライダーもいい感じにいってくれた。自分は積極的、攻撃的に攻めるのが持ち味なので、これからも続けていきたい」と振り返った。

セットアッパー候補は、昨季活躍したジョンソンに代わる「8回の男」として期待がかかる。現状の状態は「70~80%」とし「まだ改善の余地がある。もっと良くなるよう、いろんなことに取り組んでいきたい」と力を込めた。開幕が最短で想定される6月19日ならば、残り1カ月を切り「シーズンに向けてしっかり準備して、少ない実戦で感覚を養っていけたら」と話した。

チームは23日から投手、野手とも同時間に集まって行う「集合練習」をスタート。1軍は甲子園、2軍は鳴尾浜に分かれて、投内連係などチームとしての練習メニューを再開。この日は集合練習となって初のシート打撃実施となった。