世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は28日(日本時間29日)、競技再開に向けた新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインを公表した。WHO(世界保健機関)の指導に基づいて定め、国際大会などで実施していく。

・野球用具を共有しない

・バットボーイ、バットガールを置かず、選手はできるだけ自分でバットを回収する

・かみたばこや食用種(ヒマワリなど)の咀しゃくや吐き捨てを禁止

・選手、特に投手は指をなめてはいけない

・握手、ハイタッチ、グータッチ、ハグなど身体的接触を避ける

・監督、コーチは審判と最低2メートルの距離を保つ

・各ベースは攻守交代時にクリーンにする

・使用する球もホームとビジターチームで分ける

日本野球機構(NPB)も現在作成中で、週明けにも公表するガイドラインをWBSCと情報共有。井原事務局長は「(内容は)含まれている」と話した。