楽天が31日、楽天生命パーク、泉練習場で2グループに分かれて行っていた練習を打ち上げた。

3月30日からチーム活動を休止。5月8日から球団施設を利用しての自主練習を再開し、20日からグループを6から2に減らしての練習となった。三木監督は「選手たちの表情はいいですし、はつらつとしている。練習したものをゲームで確認、修正して少しでもいい形でシーズンを迎えたい」と手応えを口にした。

6月2日からは練習試合がスタートする。選手個々のコンディションを考慮し、紅白戦は実施しなかった。シーズン開幕へ向け調整を勧める中、レギュラー争い、開幕1軍メンバーなどの競争について「6月2日からの12試合で判断しないといけない。あさってのゲームからしっかり見ていかないとダメだと思う」と初戦の動きから判断材料を集めるとした。「競争はもちろんしてほしいけど、場面の数は少ない。でも少ないチャンスで結果を出すことはプロとして必要な能力の1つだと思う。特に若い選手には意識してやってもらいたい」と若手の奮起を促した。