今秋ドラフト上位候補の慶大・木沢尚文投手(4年=慶応)が8日、ブルペンで88球を投げた。

新型コロナウイルス感染拡大のため、慶大は3月末から活動休止。この日、横浜市内のグラウンドで2カ月以上ぶりに活動を再開した。

木沢は同じ右腕の関根智輝投手(4年=城東)らとともにブルペン入り。力のこもった投球で、直球は最速154キロを出した。「実戦に入れる状態ではあります。ブルペンでの球速帯が速くなりました」と話した。

活動休止中は、河川敷などで練習を続けてきた。投球フォームも見直し、体重移動に手応えがあった。「シーズンが(延期されて)8月なので、2カ月ある。レベルアップに努めたい」と、今春リーグ戦を見据えていた。