ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(19)が12日、戸田球場でシート打撃に登板した。打者のべ11人と対戦し、合計34球。安打性は1本のみで、4奪三振、1四球の内容だった。

打者に対して投げるのは2度目。「思い切って腕を振ることを意識して、今までやってきたことがちょっとずつ出せているので、この調子でこれからもしっかり練習を続けていいパフォーマンスができるように意識していきたいです」と話した。

15年首位打者の川端とも対戦。最初はプロ入り後最速の153キロ直球で二ゴロに抑え、その後も二ゴロとキレのあるフォークで三振に仕留めた。

川端は「高卒1年目の投手の球ではないと感じた。空振りしたフォークは、とてもよかった」と明かした。

池山監督は「楽しそうに投げていた。ボールのキレ、一段と磨きがかかってきたなと思います」と称賛した。