阪神ドラフト1位の西純矢投手（18）が先発デビューを果たし、4回2／3を1安打3四死球で1失点と粘投した。

立ち上がりは1番大盛を遊ゴロ、2番小園を右飛、3番宇草はボテボテの投ゴロに抑えて3者凡退。危なげなく終えた。

同2位の井上の先制ソロで援護点をもらった西純は、2回、3回もあっさり3者凡退。

打者2回り目となった4回は、3番宇草に高め直球を左中間に運ばれ、初安打を浴びて2死二塁とされる。その後、暴投で三塁に走者を背負ったが、4番林を内角直球で見逃し三振に仕留めた。

予定イニング最終回の5回は、先頭の5番磯村に死球、6番木下には四球を与えて無死一、二塁とされ、その後暴投で無死二、三塁へ。7番羽月に犠飛を許して公式戦初失点を喫した。8番中神は左飛に打ち取ったが、9番代打小窪に四球を与えたところで、2番手石井にマウンドをゆずった。

西純の先発は、19年9月3日に韓国で行われたU18W杯パナマ戦以来303日ぶりとなった。