阪神先発の青柳晃洋投手(26)が「ゴロ打たせ職人」の本領を発揮し、7回4安打1失点と好投を見せた。

虎の変則右腕は、キレある直球と多彩な変化球で打ち取る投球術が持ち味。この日も低めへの制球が抜群で、中日打線から凡打の山を築いた。奪った21アウトのうち、併殺打1つを含み実に17個がゴロアウト。失点はビシエドに浴びたソロ本塁打のみで、外野手が7回までに打球を処理したのは3度だけだった。

打線から4点の援護ももらい、7回97球。今季3勝目の権利を手にし、8回からは救援陣にマウンドを託した。