楽天三木肇監督(43)が失点の続く救援陣へ変わらぬ信頼を示した。

先発塩見が6回1失点と試合を作り、1点リードの7回から牧田へスイッチ。だが、オリックス・ロドリゲスに初球を捉えられ同点ソロを被弾。その後重盗で勝ち越しを許した。

同点に追いついた後の9回、守護神森原が登板。しかし、宗の右翼フェンス直撃のランニング本塁打で決勝点を許し、小田の2点適時三塁打で追加点を与えた。

今カード5試合を終え、7回以降は26失点。三木監督は「信頼しているリリーバーなので、牧田から3人で今日は何とか、という気持ちがあった。今日はうまくいきませんでしたけど、明日からしっかりやってもらおうと思います」と期待を込めた。

開幕からフル回転するブルペン陣への負担については「疲れが出てくる時期というふうには思いたくない。やっぱりプロなので、疲れていてもいろんなことがあっても、プロとしていろんな手を尽くすことが大事。疲れていたからダメだとか、調子が悪いから無理だとかそういうことは僕は違うと思う。僕自身もしっかりそう思うところもありますから、チームとしてその日にできることに最善を尽くすことが大事。勝負事なので結果が悪いとなかなか思い切ってプレーできなくなることもある。僕も含めて明日の試合に向けてしっかり準備したい」と前を向いた。