阪神打線が爆発するかどうかも、2位奪取のかかるヤクルトとの直接対決3連戦のキーポイントだ。

井上打撃コーチは「ヤクルトは上にいるわけだから、そこをたたきたい気持ちはさらに強くなる。(打線が)神宮でダンマリということがないように」。6月の敵地神宮での3連戦で打線は計6点に終わり、1勝2敗とカード負け越し。対照的に今月の甲子園でのヤクルト3連戦は計17点で2勝1敗。今回の敵地で得点を重ね、試合を優位に運びたい。

前日26日にスタメン復帰して4安打を放った近本は「(名古屋→神宮と)ビジター、ビジターで続くので、練習時間も確保できないとか。しっかり自分の中でイメージしながら」と表情を引き締める。26日にはボーアも復調弾を放ち、4番に座る大山は今月8発目のアーチをかっ飛ばした。猛虎打線が燕投手陣に襲いかかる。