阪神梅野隆太郎捕手(29)が執念の打撃で同点打を放った。

2点を追う4回1死満塁。今永に追い込まれたあと速球、チェンジアップ、スライダーをことごとくファウルで6球粘った末の11球目を攻略。甘く入ったチェンジアップをとらえて、三遊間を破った。

「負けている場面でしたし、なんとか追いつきたいという一心で打席に入りました。自分の仕事ができて良かったです」。一時は同点に追いつく2点タイムリーで先発西勇をもり立てた。打率はリーグ上位に位置する。打撃好調な司令塔の面目躍如だ。